食育
モラルや価値観の変化が根幹に共通しています。知識はもちろん、人社会のココロにひびく食育を。
小倉朋子の食育メッセージ
「食」は 衣食住のうち生命に直結するたった唯一のものです。
世の中の全ての根幹が“食”です。
食を考えることは 何よりも大切なのです。
- 栄養
- 選食力
- 生産者を敬う
- 食文化を考える
- 調理ができる
など、様々な視点で食育活動されています
ですが、食育は「食そのもの」が目的になりやすいのですが、その先が大切なのです。
「食育」はココロ教育
せっかくの食育の体験や知識も、一過性のもので、忘れてしまいがちです。
何故ならば? 食べたら見えなくなるのが食べ物だから。
見えなくなる→ 体と「心」に入る
だからこそ大切
形にないものの価値を見出しにくい現代です
生産者も企業も皆、「消費者」です。まずは誰でも関わる“毎日の食”から、まずは見直していきたい。その中で、周囲、社会を見る、長い目で物事が捉えられますように
「食べる」を大切にすることは
- 自分自身を大切にすること
- 自分以外の全てを大切に考えること
- 自分以外が生まれる以前を感謝すること
- 食べものそのもの、食べるまで全ての過程を敬うこと
テーブルマナーは、社会性を養う教育の教科書になります
マナーは「食」のみならず、「対人関係」「社会性」の基本でもあり、「思いやり」の視点から捉えると、型が暗記ではなく、マナーは既存の概念とは異なった意味をもちます。
きちんと向き合い きちんと食べる→きちんと生きる
生きることに向き合うことに他ありません。マナーのある食べ方は、先人からの教えや社会そのものであり、贅沢な文化であり、教養ですが、めっきり減少傾向です。
<食べ方は生き方の鏡>その波及
マナーの歴史や伝統は、先人の知恵であり、社会性の営みでもあり、現代ならではのマナーは、マナーに留まらず、栄養、トレンド、箸づかい、食材、調理法、健康、利便性、コミュニケーション、社会性、民族の民度、環境、人生感…につながります。現代の食環境、消費動向との関連もあります。
食卓マナーから、今失われつつある「我慢」や「感謝」を身につけること、知識の伝授だけでなく、どうして大切か、しっかり伝えることが求められます。そうすることから「食の大切」の認識が可能になり、人生観に変化をもたらします。