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酸味と苦味、五味と食の傾向

2017年06月22日

友人から無用薬の瀬戸田レモンが届きました。

小さな頃から、私は母に「レモンは特に無農薬で」と言われながら育ったので、
いまだに無農薬レモンしか使っていません。
皮の苦味がおいしいので、紅茶に入れても、サラダに入れても、
無農薬なら気持ちよいでしょ。

味覚の基本味は苦味酸味甘味塩辛味旨味が
近年の世界標準です。

日本人の味覚は、中でも苦味と酸味も愛せる繊細な味覚を持ち合わせていましたが、
近年は違います。
特に酸味と苦味が苦手傾向は強いのです。
「この苦さがたまらなく、おいしくってやみつきです!」なんて言葉聞いたこと滅多にないですよね?
メディアでも、たまに山菜の天ぷらで春シーズン特集くらい。

酸味もひどい。
酸っぱいの代表格の梅干しですら「すっぱくないですよ~」をウリにしないと売上上がりません。
「すっぱくないお酢」もあります。
果実の酸味は弱くなって、糖度が増しています。

私は単に味覚が変わるだけでなく、動物としての本能も変わってくるのだと思っています。
危機感大。
味覚は、生きるために備わった動物としての道筋のひとつなのです。
それが鈍くなったり一律になったり、バリエーションが限られてくるのは、
動物としての幅や強さ、たくましさ、生命力にもかかわります。

そういった危機感もあって、稔著「やせる味覚の作り方」(文響社)を出版しました。

梅酢など、青梅を酢につけるだけ、必ず毎年つくって、いろいろ使って、
年代ものも沢山家にある私。
酢っぱ好き!

ということで!
レモンを皮ごと、新鮮なうちにすぐ、蜂蜜つけにしましたよ!!
夏バテ防止にも、サイッコーです!

もちろん、レモン単体も、いろいろなものにも振りかけたり、
調理に入れて、すぐになくなりました!

皆さんも、五味を広げてくださいね!

味覚に留まらず、現代の食傾向や食卓の課題にほんの少しでも解決につながり、
トレンド傾向のバリエーションが広がるような、面白い新メニューや商品を作れたら本望です。

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