2025年03月19日 | ハナビラタケ&美虎のシェフの試食会 |
---|---|
2025年01月27日 | 獅子柚子のミルフィーユ~一善や「おとりよせネット」 |
2025年01月18日 | 隠れ家レストランの可能性 |
2025年01月18日 | 外食レストラン新聞に隠れ家レストラン |
2024年12月21日 | ミクストランについて外食レストラン新聞に掲載 |
トップページ > 小倉朋子の専門分野コラム一覧 > トレンドマーケティング > 飲食店と客との接点
飲食店と客との接点
2019年09月16日
専門誌の執筆やサイトなどで連載してしまっているので、あまりこちらには仕事のことは書かないのですが。
たまには。
フランチャイズチェーンのお客様も個店のお客様も、飲食店共通の悩みは人材確保ですね。
本当に大変です。
特に地方になると、人材が集まらないために店舗休業の店も少なくありません。
さらにせっかく来たのだからと、人材をどうしても甘やかしてしまうため、結局はお客様のニーズに応える
良い店にはならず、売上には繋がらない。そんな繰り返しの店も少なくありません。
しかし誰でも食べなくては生きていけないので、飲食業がなくなることは当面考えにくい。
その代り、客との接点の方法が変わってくるのだと感じます。
店に来店するのを箱で受けるのではなく、店側が客へ足を運び、仕事を取りにいくことも必要でしょう。
近々の軽減税率に関しても、客と店との接点の方法が変わることに繋がります。
持ち帰りが増えた場合は、客が食べている顔は見ることはできないし、残量もわからない。
さらに、店のサービスというものの範疇も変わるわけです。
店の個性が変わる可能性もあるといえます。
おいしいものを食べたい、という欲求はいつの世もある。
おいしいをどこで、誰と、どんな場所で、環境で食べたいのか、については、時代とともに変わっているので、そこを感じて、
常に毎日追及して私もご提案しなくてはと常に思っています。