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京都吉兆の悲しみ
2013年11月27日
京都吉兆 で。ギフト用ロストビーフが、結着剤が使用されたブロック肉だったそうですね。
食品衛生法で認められていない(料理名によって認可可否がいろいろあるようです)、ローストビーフですからね…。
知らなかった、とは言いにくいですよね…。
子供の頃、家族で毎年京都旅行していました。
よく嵐山吉兆は伺っていて、しっとりとした良い時間でした。
目でも香りでも満足する料理とサービスと、良い空間と…。
なんだか悲しいなあ。
悲しいのは、京都吉兆までもが!?ということより、偽装(定かではないですが)しなくてはならない現実。
経営難なのか、モラル規範が変わったのか、真理はわかりませんが、
日本の和食文化を担ってきた重鎮も、変わらなくてはならない(良い方向ではなく)時代の変化や
国民の民度の変動や経済情勢や…。
それが何とも危惧することでもあり、悲しい。
老舗の味が守られるように、消費者ももう少し、能動的に食べ方を考えていかないと、
味は守られなくなってしまいます。
京都吉兆も、今後も食事させていただこうと思います。
それがささやかではありますが、老舗を客が支えるということだと思う。
思い出深い店の一つなだけに、なんともやりきれない気持ちです。
でも、ローストビーフのブロック加工、食べたことないと思うんだけど、違いがわからないものなんでしょうか?
わかりそうなものですが。外観の赤味のグラデーションもどうなっているのだろうか?