2024年09月28日 | カウンター席は落ち着かないのは確かか? |
---|---|
2024年09月23日 | シャインマスカット、メロン、マンゴー |
2024年09月17日 | コメの高騰はどうなるのか~日本人と米との関係性~ |
2024年08月26日 | お通し文化~Yahoo!ニュースになりました |
2024年08月13日 | ハンバーガーをなぜ日本人は好きなのか |
トップページ > 小倉朋子の専門分野コラム一覧 > メンタルと食 > バースデー忘れない
バースデー忘れない
2014年03月11日
震災から3年。
住宅問題や街問題ほか、課題山積ですね、ほんとになんとかならないのか。
福島のホテル華の湯さんのメニュープロデュースや、福島の三角油揚げで有名なおおはたやさんのカフェメニューや商品戦略、お菓子のキムラヤさんのご協力、野菜ソムリエ協会のチームふくしま…、福島県との関わりも多く、震災前から今まで陰ながら応援、これからもずっとしていきたいです。
そして、本日は、極近しい関係の人の誕生日なんです。
「普通におめでとう、言われる日だったが、世界中で鎮魂してもらう日になったなあ」と本人弁。
その人は、80歳超えましたが、現役で、私なんぞは到底手に負えないような
大きなプロジェクトの仕事をしていて休みもないような。
戦争をリアルに生きていたその人は、若くして亡くなった多くの人や、ご先祖、そして、
土地や環境や、文化やリテラシーなどを大切にして、ご先祖にあの世で会っても恥ずかしくないような
仕事と生き方をすることを迷いなく貫いています。
その人の生涯で、一貫していることの一つ。
食のこともとてもグルメですが、大事に感謝して食べること一貫して教わりました。
随分、自分にも私にも厳しい人でしたが、本当に優しい人だと思います。
そして、震災で多くの方が亡くなった日に生まれ、今、自分は元気で生きていることを
受け止めて、老体、さぞ疲れるかと思いますが、愚痴ひとつ聞いたことが一階もない。
その人との時間も、そして、全ての人との時間も確実に期限があること、
私も実感している昨今です。そして、今は会えることを有難く思います。
その人、人付き合いが良く本当に多くの人の冠婚葬祭に呼ばれて、挨拶も頼まれ、出席していたので、
自分の時は必要ないのだそうです。
このブログに書きませんでしたが、数日前に、実は友人が亡くなり、想うことが多いのですが、
生きている間は、何かの役目があって、生かされていると思います。
勝手に生きているのではないし、自分の命は自分だけのものではない。
ずっと続いてきた命なのだと思う。
だから、どんなことがあっても自分で断ってはいけないのですよね。
あの世でまた、ずっと会えると信じて、前向いて精一杯、自分なりに。
私は反省な毎日ばかりの人ですけれど、自分なりに。
今日を感じて。