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異物混入で企業と消費者の姿
2015年01月09日
食品メーカー、ファーストフード、外食チェーン…、異物混入が止まらない。
【でも、消費者として】
器械に「調理」をゆだねる以上、異物が入ってしまうリスクは免れないと認識する必要もある。
以前、新書稔著「いただきますを忘れた日本人」にもう8年前くらい(早い!)に書きましたが、
簡便、利便な「らくちん」を得る代わりに、私たちはある意味のリスクは覚悟すべきだと思っています。
楽して、安全で、安価で、おいしくて、健康的で、…。そんな完璧を「らくちん」しながら得るのは
難しい。
食はとても繊細なものです。
嫌なら作るべし。覚悟して「楽」を買って楽しむべし。
と思う。
現代に生きるなら、私はどっちも愛しているのだ。
いっぽう、
【企業側として】
事業として収益を得る以上、まっとうな商品を作り出す責任がありますよね。
また、体にとりいれるものが商品である、ということが食品を扱うものの、他の商品には類を見ない
“特殊”な存在価値を持っている商材なのだと認識すれば、より一層のリテラシーが求められるのです。
命に係わるものが、商品であること
これは、ほかの食以外の商品とは一線境界線があるのです。
「これは入るのはおかしいね」というものも混入していますね。
命に係わるものが、混入。
昨今、にほんじんの、「性善説」が崩れているのではと思うこと多々。
マナー不足だとか、普段の日常もいろいろ言われていますが、
本来、日本人が「食べる」という行為に対して、感謝し、神事がともない、修業でもあった
誇り高い食べ方も、崩れています。
根本的な家庭教育から変わっている。
食べものを悪行に使う。
こんな恐ろしい発想は、絶対あってはいけない。昔はなかった。
人生も努力や忍耐は嫌だし、簡単が全ていいなと思うし、我慢もしたくなかったり、其の日常の繰り返しは
食べることへの姿勢も変えていく。
ここらへんで、私たち皆が自分の食の接し方に真面目に見直す時期かもしれません。
企業にも真摯な底力を見せてほしい、日本の成長を担ってきてくれたのですから、全ての企業が頑張って真摯に対面して乗り切ってほしいと、陰ながら願っています。
久々、真面目なこと書いてしまった。
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