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美濃吉 老舗弁当の在り方
2012年05月23日
デパ地下等、多々安価で食べやすいお弁当が売られている中、
老舗の料亭などが売る弁当は苦戦中。
行楽シーズン、中高年層など用途は勿論健在ですが、現在の若者が高齢になって老舗和弁
当を2000円以上出して食べるように変わっていくか?はギモン。
高齢者社会となっても売上アップが即望めるかというと、別。
老舗弁当に関しては、別物感覚が否めません。
手間暇を考えると、どうしても和懐石は高値になってしまいます。
和洋折衷にしてみて新業態!ってやっていると、うまく行かないケースも多々。
そんな中、美濃吉さんの花籠弁当は、1500円プラス消費税。
籠自体も結構大きく、御馳走感は存在し、お得感がありますね。
ちょっと足りないので、一品モノ【今回は、よもぎ豆腐と、揚げ茄子】を追加しました
が、
女性だったら花籠弁当だけでオッケーでは。
課題は案外ごはん。
ゴハンを美味しく、というのも案外老舗和懐石弁当には難しい課題であり、
チェーン展開している店や、売り場でゴハンは詰めます、
の店のほうがずっと美味しかったりしてしまう。
コンビニのおにぎりも美味だしね。
今回の美濃吉さんは「寿司飯」。
これ、売り場で盛り付け不可能な老舗料亭などではお薦めです。
ゴハンのはっつらさは感じなくて済むのです。