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缶詰の価値
2013年02月23日
数年前からの缶詰人気、今年はブームが本筋となってきました。
特に100円ものと、プレミアムものを分けて楽しむ傾向です。
100円シリーズで、人気がタイカレーシリーズ。
ブーム前の数年前から、見つけて食べたところ、「何これ!」
本格的なタイカレーの味付けに、
ツナが惜しげもなくはいっており、
この具材の量は、日本の缶詰も勝てないだろう、と思うほど。
いなば食品さん、恐るべしと思って、注目していました。
というか、そこまで日本は缶詰に数年前までは
クオリティを追及して製造していませんでした。
保存食のイメージからはほぼ脱却しつつある今。
今後本気になって缶詰開発に取り組めば、より消費者が楽しめる缶詰
が登場するでしょう。
楽しみですね!
ただ、便利で安い、というこの二大看板で、食を選び、トレンドとなり、
小売店の棚からなくなる(完売)傾向が、果たしてどうなのか?
素材からの調理はなく、出来上がったものから、プラスアルファで
「自分調理」
とする傾向。
例えば、缶詰使って、炊き込みご飯にしたり、カレーからグラタンにしてみたりなど。
子供のころから、私はず~っとそいういうニッチをし続けてきたのですが、
それはあくまで趣味の世界。
それが家事を「仕事」とする人や、子育て中の家庭まで、「主流」となって
いくことは、やはり家庭の調理力の減退につながるはずです。
そうはいっても、震災あったり、店舗が回りにない過疎地域も多く、高齢者も多い現代の日本ですから、保存できる缶詰や、手間いらずの便利というキーワードは、
魅力的な商品力でもあり。
「食材」からの料理、「調味料を組み合わせる」丁寧な料理に対して、経験不足の人が
ふえてくることを避けながら、進めていきたいものです。
実際、おいしいもの!
楽しい、缶詰世界。
ず~っと前からお気に入りだったシリーズが、「完売」で買えない状況は
予想していたものの、ちと不便ですね(笑)。
新たな新商品を開拓していきます。
わたしのお気に入りは、トムヤムカレーです!
写真のひとつ。