17日オープン予定が震災により19日に延期しオープンした二子玉川ライズ。
23日(東京水の報道の前)平日、ランチ時にて。駅直結もあり、それなりの人もいて、テレビで流される東北の映像と同じ日本とは思いにくい平穏な光景があります。
先日までの私のブログの様子と一変する現実ですが、この先のマーケティングを提案することも私の仕事。
この時期だからこそ、見に行きました。
客の表情を見ると、人々が、新しいもの、楽しいことを求めているのも感じられ、それはまた、経済を活性化するためにも必要な人間の生きる欲求なのだろう、と思う。
二子玉川は高島屋の独占市場だったが、東急百貨店との差別化はどうなのか。
全部のフロアを周りましたが、全体にゆるい商品構成。
ハレとケで言うならば、高島屋がハレであれば、東急はケの日のプチハレ商品。
オフ時や気の置けない人との楽しさに使えそうな衣料品や雑貨が多く、
ターゲットが若い。(小倉さん、試着できません(笑)
子育て世代のファミリーにシフトが強い。
高島屋と衣料雑貨ではバッティングしない品ぞろえです、
空間設計はアトレを彷彿とさせます。
飲食店が上階にあります。
ランチ過ぎですが、並ぶ店もあり。ライズの呼び物にしている店は情報を見ただろう客人が10名弱並んでいます。焼きそばで有名な梅蘭など。
ただ、当たり前ですが、客数は震災の影響の外出控えが影響している状態でしょうから、今後の展開はわかりません。期待しましょう。
価格設定
今までの二子玉川周辺より安価で、客単価1000円(ランチ)、1000~3000円台(夕食)、と、かなりお手頃に押さえており、住宅密着型です。
AWキッチン(多店舗パスタでOLの間でメジャーになった店)スペースを上手に利用しています。とても上手な某戦略をしています。
コンコースのマック。
上がオフィスのため、同化していてランチに提供できそうな落ち着いたイートインスペースもあります。
プレッチェルのアンティアンズ、都内3号店。日本支社はクリスピードーナツと同母体です。並びは落ち着いてますが、今は非常事態のため。ドイツのプレッチャルと全く別の商材です。
わたしはアメリカンタイプもどちらも好きですが、調理後、時間経過後の商材価値の対策がほしい商材かもしれません。
外食は小売りに比較して安定供給ができているといわれていますが、外食産業も大変です、経済を動かす指針を政府にしっかり出していただけるようお願いしたいと思います。
笑顔の接客と作りたてという外食の持ちものは、今は最高に贅沢ですね。
生きるための食から、楽しみの食へ。早い復興を。そして、どちらも大切に、大切に。
デパ地下については後日書きます。