無理矢理フードネタみたいですが、今の日本人の食の価値や食べ方、趣向などと、今の国民の諸々の事態とは関係が深いと考えます。
国家の品格って何?
何に価値を置き、何を大切と捉えるのか、それは生きる限り日々の生活に密着し続ける「食」の積み重ねと切れるはずもないわけです。
最近の賑わすニュースは本当にうんざり。ああ日本ってちょっとの間になんて情けなくなったのかしら?
スケートの荒川選手のメダルを取って騒がれる中での彼女の真摯な対応やたたずまいは、久しぶりに「品格」を見た想いです。
彼女のイナバウアを真似する子供が続出とのニュースがありましたが、体反らすことより、彼女の人生の歩み方や言葉遣いを真似したいものです。大人の私たちにも
いえること。
彼女の品格を、海外メディアやスケートの審査員のほうが、よほど見抜いたのかもしれません。
外国人のほうが、日本の日本たらんとしたものを私たち日本人より周知している気がすることは近年多々あります。
世界の日本食ブームも、かなり和食文化とは離れた内容でブームもあるものの、おそらくヘルシーやクールなだけでない、トータルの日本への美意識を彼らは、今、感じているのではと思うのです。
それは、日本の実態を経験していない海外からの日本への望郷のイメージ先行もあるような。だって、日本がまさか、これほど見っとも無くなったとは知らない海外の人も少なくないのでは?
本当にあまりの急激な速さで日本は情けなくなっちゃったんですよ〜。
でも、こんなこと書くから、私のサイト見た人は、小倉さんって大柄でドッシリした50代くらいの人かと思ったんですが!
などといわれちゃうのかしら(笑)
フードネタでないですが、最近の情けないニュースでも再確認したのだが、最近日本の男性ってどうして人前(テレビ画面でも)で簡単に泣くの?それを彼女が「かわいいの、彼」と思うらしい。本当にこれも、「やせ我慢の美学」を持ってくれ!人前で泣くのは、親が亡くなったときだけなの!!(って明治の人みたいになっちゃったかな)でも、とっておきのときに、涙をとっておきたいな。
「我慢強くなる食品」「品性が出る食品」開発されたらノーベル賞ものですね。