タイトルの著書を出版された、岩倉様にお会いしました。
元ホンダの車、私が知っているのはすべて手がけてられていて、自動車デザインでは有名な方!今は多摩美大の教授をしていらっしゃいます。
とっても目のキラキラした素敵な方です!
書かれた本は、今、こういったことを教えてくれる上司も社長も少ないご時世なので
お薦めです。
私はちょっと違った視点で涙が出そうになりながら読ませていただきました。
父からも、本田宗一郎よりメジャーじゃないけど(笑)沢山似たような語録をもらいました。生き様を私はずっと見続けてきて、父から教えてもらった彼の哲学を、いつか書物にしたいとずっと思っています。
私が、全くコネなしで、経歴もお手本もフードの世界でないまま、何とか頑張っていけるのは、両親からの幼いころからの嫌というほど聞かされた言葉と、
それを言葉だけにしない生き方に接する日々、それ以外にないのです。
父から毎日聞いたビジネスの話、生き様そのもの、情熱は、私は何かにつなげていくことができるのだろうか。
何かに感謝を還元できているのだろうか。
ううん、ぜんぜん。だめ。だめな私。
どんなに自慢したくなること「たとえば学年でトップの成績になったとか」普通、ほめますよね。一度も両親はほめませんでした。特に父は、
「おごるんじゃない、たいしたことじゃない」
「常に、謙虚であれ」
と反対に怒られた。
哲学をもつこと、常に態度で示している人。
365日休みなく仕事の人(学校で有名でした、一度も運動会にも来ない父は私の父だけだと、部長先生が驚かれて(笑)
でも、教育や夢や、人助けにも惜しみない人。
焦ります。
何も私は感謝を行動に反映していない。
そんなこと考えて、人生の道筋に影響を及ぼす人との出会い、一人でも多くの人が
出会えて、また、出会っているのに気づかない(気づけない)人が多い現代。
気づきのある人間になりたい!
私も含め。
反省ばかりなり。
この本でそんなこと考えました。
ちょっと書評としては駄目ですね!
皆さん、気軽に読めますが、奥深いことが詰まっている本です。