プロフィール

小倉 朋子

フードプロデューサー。
朝から晩まで「食」。 事業提案、メニュー企画、 食育、健康ほか伝統から 最新まで多角的に食を提案。 食文化と食事作法主体の食 の総合教室「食輝塾」主宰。

著書、執筆多数
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   http://totalfood.jp/

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パンの味 経営と厨房

パン屋さんで味と質をずっと保つことの難しさ。

飲食店はすべて同じことなのだが、パンのように空気や水にも影響が大きいもの、かつ、粉とバター…と、単純明快なものは難しいのです。

小さなころからパン好き母の影響で、食べ歩きしてきた長年。
一店舗目は「うま〜い」

人気店となり、
2店、3店目と広がると、不安がひろがる私。

デパ地下に「期間限定」なんかで出ちゃうと、「あ〜、御社もですかあ。
もうだめかあ」
って思う。

だめってのは、一般的な意味の、その店の収益としてはだめってことでなく、
そんな滅相もないこといえません!
全くの私的見解だけのことなので、どうぞご理解ください。

料理は魔物。

全く同じレシピで同じ手順で作ってみても、もう一つがないとゼッタイゼッタイ
品質管理は難しいのよ。

これは「気」。

気持ちや気合や想いなのです。

人間の気は限りあるもの。
店舗が広がるだけでなく、疲れたら気も弱くなるし、集中力も分散。

渋谷のスペイン坂の某大好きなベーグルも、オープン当初と若干変わりつつあって、
「ちょっと待って〜、今ならまだ大丈夫だから!」

って雄叫びを挙げたい気持ちですう。
お願い、ほんと。

高円寺の某有名店も、表参道の某有名店も、桜新町の某有名店も、
「ちょっと〜、またあんぱん小さくならない?」(笑)
って。

さみしい。


経営と厨房、バランス取れる経営者は意外と多くない。

でも、どんな仕事も同じ。
私自身にまず、言わないとだめなんですよね。
人のことはいくらでも言えるものだから。

でも、飲食店はストックがきかない職種なのです。
一発勝負だから、どうかひとつ!!