プロフィール

小倉 朋子

フードプロデューサー。
朝から晩まで「食」。 事業提案、メニュー企画、 食育、健康ほか伝統から 最新まで多角的に食を提案。 食文化と食事作法主体の食 の総合教室「食輝塾」主宰。

著書、執筆多数
ホームページはこちら
   http://totalfood.jp/

最近のエントリー

カテゴリー

小倉朋子の著書紹介

QRコード

アーカイブ

« 心が変わらなくては 食育は 解決しない | 『食の今』ブログトップ | 梅酢づけしました »

梅の季節は、代々続けています。梅酒、梅ジャム、完全無農薬!

梅ほしてる
55b694d9.jpg
じゃ〜ん!
梅の季節になりました(じゃない、もう、ちょっと過去になっちゃった)
本当は6月に写真もとったのですが、アップする余裕がなかったの。

祖母は趣味で、ず〜っと庭で本当に八百屋ができるくらいの野菜と果物を作り続けています。
もともと、長野の大地主の娘さんだったので、本家に行くと、100年前の梅干しだとか、醤油だとか、倉庫に今もあるの。

祖父が泣くなり、祖母もあまりできないから、毎年毎年、作物も削減状態。

それでも、私の手伝い作業は、季節ごとにまだまだ大変!

梅は季節の収穫ものの中でも、大変のひとつ。

私も時間もちょっとしんどくて、今年は、例年の半分にしました。
写真のは、それでもまだ、今年分の半分以下。これでも。

一気には無理なの。

まず収穫がタイヘン。
それから、丁寧に洗って、爪楊枝でひとつひとつゴミととる。
丁寧に、乾かしてから。

それから、お酢がないと、生きていけない私は、お酢づけが好き。

市販のジャムは甘すぎるので、完全無農薬で安心、これこそまさにスローフードですね。

祖母の思いも入っているから、タイヘンだけど頑張るよ。

外食グルメな父の家系で、さんざ、贅沢外食した都会育ちの私だけど、母方は反対。食こだわりご先祖様からのDNA。
祖父母のお陰で、小さなころから、素材のそのものの贅沢を味あわせてもらいました。

ありがとう。

外食グルメと、自然派、
両方経験積ませてくれて、本当にありがとう。
だから、今、もう少し違う分野の食へ目を向けることができるのだと
つくづく思う。

バランスっていうけど、
バランスが消費者はわからず今は大変です。

どうにか、ちょっとしたことだけど、都会の子にも少しでも多い、土の香りやすっぱい甘くない果物など、感じさせる機会がほしいですね。

だって、果物食べられな人が増えているのですよ。
いまや野菜だけじゃないんです。