プロフィール

小倉 朋子

フードプロデューサー。
朝から晩まで「食」。 事業提案、メニュー企画、 食育、健康ほか伝統から 最新まで多角的に食を提案。 食文化と食事作法主体の食 の総合教室「食輝塾」主宰。

著書、執筆多数
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   http://totalfood.jp/

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足と舌での時代は古くなり?東京ミッドタウン

東京ミッドタウンオープンなり。

国内で泊まれるホテルでは大好きなリッツカールトンが東京に。
もう大阪に行かなくてもいいのね。

東京ミッドタウンは、フードはほかの開発施設に比べて、個人路面店など、楽しい店を引っ張ってきた感じです。

でも、これでいいの?
つまらなすぎる。

たとえば、ルーマニアのドーナツ。
ドーナツは今年のブームになりますね。というかなっている。
でも、かなり前、日本ではここだけ!という銀座にある
ルーマニアレストランへ行って食べたのです。

ぜ〜んぜん日本でメジャーでなく(すいません、いい意味です)日本でここだけ、というのがささやかな、ワクワクもあった。

グルメバーガーの店も人気になる開店当初にすぐいったし。
老舗の店や、フレンチもフランスで食べるのが嬉しかったし、京都の店もお気に入りがはいってしまった。

ほかもそんな店ばかり。

昔、10代からずっと前、その地へ行かないと食べられず、それを楽しみにせっせと足を運んで、
舌で雰囲気で私の思い出になって、
味わった店の面々が、
一箇所に終結してしまって、近年の東京のオープンラッシュ、


東京も個性がなくなってしまうよ、
ザッツつまらないです。

しかし人口減少は否めず。
パイを奪い合うのは新規施設内にて留めたほうが、商圏まだ、楽かもしれません。

ネット情報が氾濫した今では、だ〜れもまだ知らないでしょう、と思うような地味で、良い店を
み〜っけ
って発掘することできにくくはありますが(ネット検索にのらない店で、ビビッと良い店は希少価値)
若いころみたいに滅茶苦茶はしませんけれど、仕事のためでなく、これからも小倉の趣味だから、やっていくわ。