プロフィール

小倉 朋子

フードプロデューサー。
朝から晩まで「食」。 事業提案、メニュー企画、 食育、健康ほか伝統から 最新まで多角的に食を提案。 食文化と食事作法主体の食 の総合教室「食輝塾」主宰。

著書、執筆多数
ホームページはこちら
   http://totalfood.jp/

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ミラフローレスとレモン

ずいぶん前に行った店で、中南米のレストランでミラフローレス。
皆さんは、他国料理は食べ歩きされます?お好きですか?
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13012504/
いくつか都内の中南米料理屋行きましたが、行った中では一番美味。

中南米は、スパイシーと思っている人も多いのですが、
いずこも比較的刺激が少なく日本人にも合うのです。

上の店は、日本語通じません、あんまり。
そのへんが、もっとも「いい感じ」って私が思ってしまうポイントのひとつでもあり。

お店の人と、英語や日本語や、いろいろ混ぜて会話をしていたところ

店員さんがなんやらチラシを出してきて、
指をさす。

指の先にはレモンの写真。

どうやらレモンを買いたが、チラシからどうすれば手に入るか知りたいご様子。
ファックス、電話で頼むの
と教えたら、残念そうでした。(文字や会話が無理って思ったみたい)

レモンは、店の料理でふんだんに使うので安く仕入れたいらしいのだ。

なんでも、レモンまで現地から仕入れているらしい…。
いや〜、儲かりませんよ〜、そんなことしてちゃ!

でもね、日本語が難しく、情報源が少ない世界では、結構あることです。
中南米の人の割合は日本にはまだまだ少ない。
飲食店の数ともなると、そりゃ〜キャパが少なくなるので、どうしても
情報交換できる幅も小さくなってしまいます。

かつ、日本人の気まぐれな客の感覚に翻弄されて、閉店に追い込まれる店を多く見てきた。

渋谷の店から比較的近場で、三軒茶屋の飲食店の業務用食品を多量に売っているスーパーを教えました。

行きかたもカタカナで紙に書いて、駅名や、路線や、もろもろ。
「わからなかったら、交番に聞いてくださいね、ここに交番あるし。」
とまで言い。

サンキューって
お顔は嬉しそうでしたが、行けたかな〜?
実は、ずっと心配している私(笑)

でも、がんばって店長く経営していただきたいなあ。

とっても和やかないい店ですので、皆さん、よかったら行って売り上げ貢献してくださいね!!

おコメのデザートもさっぱりですよ。
(自分で家ですぐ同じもの作ってしまいました)。