プロフィール

小倉 朋子

フードプロデューサー。
朝から晩まで「食」。 事業提案、メニュー企画、 食育、健康ほか伝統から 最新まで多角的に食を提案。 食文化と食事作法主体の食 の総合教室「食輝塾」主宰。

著書、執筆多数
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   http://totalfood.jp/

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うつ と 食パン

ちかごろ、うつ の人が急増しているといわれます。

私のそれほど近い知人ではありませんが、知っている人も突然うつになり、幸い3ヶ月で退院しました。
とっても明るい人で、その人がうつになるとは、普段からは想像しがたいのですが、
見舞いに伺ったのですが、まったくの別人のようで、
人間は、気持ちによって、いかようにも変貌しうるのだと思ったのです。

こころをいつもタフに保つこと、難しいかもしれませんが、やらねば、やりましょう、と、自身にも思う。

でも、その人も人望も厚く、がんばりやで、人から尊敬される立場の人なので、
そういった人のほうが、なりやすいともあります。

ちゃらんぽらん、あっけらかん、
これも大事ですね。ある意味。


先日ニュース番組で、派遣社員のストレスからうつになってしまった女性が出ていました。
ストレスとうつは、関連性が大変高いとされていますが、仕事のストレスや、リストラなどで、
20代、30代のうつも多いと専門書にありました。

金銭的な不安と、うつ、食も関連があるようだといわれていますね。
モチロン、どこまでの因果関係あるかないかは小倉はわかりかねます。

テレビに出ていた人もそうだったのですが、うつの人(とくに女性)は、3食を食パンで過ごす。ほかにも、さつまいもだけ、ご飯に練乳をかけるだけ、あんぱんだけ…。なども多いのです。(これはうつというわけでないです)。

これは、
安価
糖質が満腹度を高める
調理が楽、もしくはしない
炭水化物のエネルギー源に頼る

などの理由が想像できます。
(私見です)

日本はおコメを毎年大量に捨てています。

高齢者の生活苦労もあると聞きます。

真面目に働いている人、また、働いて来た人、は、せめて
一汁三菜は可能な国でありますよう。