プロフィール

小倉 朋子

フードプロデューサー。
朝から晩まで「食」。 事業提案、メニュー企画、 食育、健康ほか伝統から 最新まで多角的に食を提案。 食文化と食事作法主体の食 の総合教室「食輝塾」主宰。

著書、執筆多数
ホームページはこちら
   http://totalfood.jp/

最近のエントリー

カテゴリー

小倉朋子の著書紹介

QRコード

アーカイブ

« 庭のゆず | 『食の今』ブログトップ | 大食コメント ゆり一輪 »

大食いアリかナシか

senryou%E7%94%BB%E5%83%8F-0014.jpg

テレビで、大食い番組はアリかナシか視聴者アンケートをとっていました。

約7割が「うんざり」。という結果。

う~ん。

皆さんはどちらですか?

私は
料理や食材を大切にする、ということや、
食べたくても食べられない人が世界に大勢いらっしゃること、
そんなことに海外ロケまでして経費かけて番組を作るのは、考えませんか?
など、思います。

でも、正直言うと、きれに楽しそうに多量に食べる人って、単純に至福感が一瞬だけどある。
ほんの一瞬ですが。
あの至福感は、エネルギーを食らうっていう動物の本能なのかな、と感じています。

食料の大事っていう視点の勉強をする前は、私自身がかなり食いしん坊で、
おなかいっぱいでも美食に追求もしていたのですが、広域で食を見ようと思ってからは、
消費以外の食の大切を感じるのです。

以前から、わんこそばだとか、大食い的な行事はあります。

海外にも
スローフード協会のイタリアでも、トマトを投げ合う行事がある。
あれって、本当に食料大事っていうものではないですね!

でも、反面、トマトの恵みを感謝する、
っていう行事でもあるわけ。

大食いが本当にイヤだと実感するのは、
実体験として、食が飽食でなかった時期を経験されたとか、
やはり、身をもって食の大事を感じた体感をもった人が思うのではないでしょうか。概論ではなく。

私は、せめてきれいに食べてもらいたいなあ、って、
やはりテーブルマナーの目線も入れてしまいます。

王者と呼ばれる人は、その点きれいですよね。
海外の大食いの人の食べ方より、ジャイアント白田さんは、ナイフフォークの持ち方や
指の角度がきれいなの。

それと、食料大事っていう視点だったら、
毎日の廃棄をなくすことを、企業側も、消費者側も真剣にやることも大切だし、実践してから、
評論すべき。

ということで、今日も冷蔵庫はきれいに、工夫しておいしくいただきますよ~。

写真は庭のせんりょうを花瓶に。アップで撮ったらピンボケに!でもきれいです!