知人のふぐ屋さんから
「小倉さん、店に出す3倍の厚みに切っといたよ」
と、ふぐさしいただきました。
食べてから、あ、今年最後くらいの時期になったんだから、ブログに書くかな
と思ったので、
まるで9時5分時計のようになってしまいました(笑)
丁度鯛しゃぶ くらいの厚さかな。
ふぐさしって、薄いから芸術的で舌に絡まっておいしい かと思っていましたが、
ふくぶくしい厚みの刺身もいいね。
おいしかった。
小学生の頃、美食し続けていたので、知人からいただくふぐも多くって、
当時は、冬は
「またふぐ~っ 飽きた」
などと
生意気な台詞の子供で、しょうがないから、
ふぐ刺身をフライパンで焼いてみたり、味噌ラーメン作ってトッピングにしたり!
して、腐らせないようにしたなあ。
でも、ほんと これ読んでいる人も、きっと不愉快になっていらっしゃると想像しますが、
当時は、本当に贅沢な食生活って自覚なくて、普通に捉えていたから。
でも、はっきり当時美食を極めていたと言いきれるので(今は違うよ)、
よって、今、「それじゃダメなんだ!」
ってわかる。
グルメは堪能しもん。
食はそうでない面を、もっともっと真剣に日本人は考えて、見直して、食文化の国として
誇りを持たなくちゃいけないんだ。
戻さなくちゃ。
日本ほど食に恵まれて真摯に取り組んできた国はなかったのだから。
かなり遅いけれど、「気がついたら食育やってました~」「楽しくおいしくたべよう!」なんて言っている場合ではないのです。
ってまた、固くなったなあ。