プロフィール

小倉 朋子

フードプロデューサー。
朝から晩まで「食」。 事業提案、メニュー企画、 食育、健康ほか伝統から 最新まで多角的に食を提案。 食文化と食事作法主体の食 の総合教室「食輝塾」主宰。

著書、執筆多数
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   http://totalfood.jp/

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気持ちひとつにする心の育み(ポポの木&NHKラジオ)

松澤直樹氏が書かれている電子絵本、ぼくたちの空とポポの木

私、今拝読したばかり。

いいです!


先日、私がレギュラー出演させていただいている NHKのラジオ ラジオビタミン
「こころのテーブルマナー」コーナーにて

いただきますについて、お話させていただきました。

放送後、たくさんの反響をいただいたとのことmark_ecstoramation
当の小倉もびっくりです。


ありがとうございます。うれしいです。

でも、ラジオに寄せてくださるリスナーの皆様は、きっとこころの大切を感じていらっしゃるのだと思うのですが、実態の日本は、う~ん、というのも実情。

前述、絵本にも、原爆の影響で、白血病になられた先生のために、子供たちが気持ちを一つにしたり、時間を惜しまないで協力したり、行動する様子が書かれています。

「いただきますを忘れた日本人」にも書きましたが、いただきます の言葉の意味は、いのちの感謝の観点はいわれるものの、それだけでないと私は思っています。

こころを一つに向かう利点がある
と小倉は思っています。

子供の心の成長には、個人個人の気持ちが集約する瞬間や時間が、不可欠と思うのです。
自分のわがままな時間、
やりたい時間、
決まっている時間、
を、やめて、
時間を他人と共有して何かに向かう姿勢や、目的意識を持つ姿勢、
そのプロセスが、いまはそれがない。

いただきます
という言葉を、面倒を起こす言葉として、給食前に言わせない学校が多々ある現状。


今のこどもたちは、社会の中で生きていることが、わからない。
そして、
他者のおかげで、生きることができていることもわからないし、わかる機会に乏しい。

子供のせいでなく、大人のせいであることは明白。

思いやる気持ちが育む機会をなくして、大人になって、モラルが突然生まれたり、国や地球規模で
客観的に行動でき物事を冷静にとらえ、実行できうる気持ちや行動力が、突然生まれるはずもないです。

今日は文章、硬いですね!


電子図書の存在、小倉は全然詳しくないですが、前述の絵本は、大変ヒットで支持されているそうです!ほんとに内容も力作で、もちろん 大人もじっくり読めます。

原爆に対してのメッセージももちろんですが、現代の日々の生活で、それぞれが再考したほうがいい内容も、多々盛り込まれていると思いました。