プロフィール

小倉 朋子

フードプロデューサー。
朝から晩まで「食」。 事業提案、メニュー企画、 食育、健康ほか伝統から 最新まで多角的に食を提案。 食文化と食事作法主体の食 の総合教室「食輝塾」主宰。

著書、執筆多数
ホームページはこちら
   http://totalfood.jp/

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相撲の心 あんみつ

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たまにはフードネタ意外。

お相撲も、大麻や八百長、裁判など、“品性”とは逆のにぎわいが、ず~と続いています。

先日、東京でお席のご招待いただきお相撲見に行きました。
なんと、維持員席です!!

お相撲を守る席なんですよ。

幼いときから、毎場所、ます席をある方からご招待していただいて、観ていたのですが、
これほど前の席は初めて!

この席は、飲食厳禁です。
それだけ、“神聖”な席ということでしょう。真剣に観なくてはいけません!

幼いころから、相撲はそういうわけでだ~いすき!

私の相撲の歴史はなが~いのですが、最も歴代で好きだったのが千代の富士でしたface_shishishi

小さなころは、お相撲も今のようにギスギスしてなかったので、支度部屋に行って、お相撲さんにダッコしていただいた記憶もあり。
いい時代です。


「勝ってもうれしそうな顔しないのなんで?」
「感情をすぐあらわにするのは品位がないからだよ」

と、父から教わったっけ。
当時は、ガッツポーズなんて、ぜ~ったい誰もしませんでしたよ~。


毎回、土俵を清めるのも、
口を対戦前にはゆすぎ(清め)、その際にも懐紙で口を隠し、
塩をまいて…

すべて、その行為には、神事の意味があるのでしょうね。

うっうつくしいわ。
裸んぼうなのも、神様に対して敵意がない、ということ?かな?と勝手に思ったり。
どなたかご存じの人いらっしゃったらご一報くださいね。

でも、格闘技でなく、あくまでも
心、技、体の順番なのよね。

そうでないと、裸を全面にして、周りを囲んで、ヤジ飛ばすんだから、それだけだと、品良い、というものでなくなってしまうものね。

日本人すべてのリテラシーにも通じますね。
政治や経済や、もちろん食生活にも、すべてにつながっていると、久々生のお相撲さんを拝見して実感。


これは、お箸づかいにも共通です。


さて~

懐かしの、あんみつ。
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これこれっ!
家に帰って開きました(維持員席は飲食×のため)。

蜜がチューブになっている。
クリか、求肥か、真赤(ほんと赤い!)なさくらんぼか、どれを最後に食べるのか、

毎場所、「今回は、これ!」と決めて食べた記憶があります(笑)

焼き鳥も名物ですが、子供のころよりやわらかくなった気がする。

独特な味付けです。

できれば、理事長変わったこともり(まじめな人で以前から定評あり)立て直しもぜひ、大変でしょうが、相撲の心が、いつまでも残っていきますように…。


相撲に限らず、“心”の指導が、どの分野でも、世界中で難しくなっているのだろう。

主観的な行動でなく動機つけること。
行動の動機付けを客観的に社会的な意識で、自分にコーディネートを立てられるかどうか、求められている時代です。