多店舗展開する某飲食チェーン店の、新メニューの開発やコンサルティング、
宿泊施設のメニューのテコ入れや、カフェチェーンなど、ご協力させていただいています。
老舗和食の次の日は、カフェやデリ、FRチェーン…と、同時進行すると
業態が違うので、よく「混乱しません?」
と聞かれますが、
ゼンゼン!
ほかのことはごっちゃになることもあるダメ子ですが、
食のことはしっかり仕訳ができるんですよね、
不思議。
で、本日は魚の話。
旅館業のメニューで、某有大型名旅館さまは、海に近いこともあり、
お客様はおいしいお魚が食べられると期待しています。
しかし、現状として、魚介類が大型旅館に対応できるだけの毎日の捕獲は困難。
そこをどう乗り切るのか、
お客様の満足度を高めるのか、といったことも私のオシゴト。
主宰する食輝塾のセカンド授業(食輝塾では、
テーブルマナーや食文化とともに、トレンドや栄養ほか、旬の食の広域の話をしています)で、
以前、
まぐろが捕れないと本当に日本は困るのか、
というタイトルでお話しました。
現代の消費者(お客様)は、国産を求む!
といいながらも、安価な輸入を購入していますから、
国産の魚消費は減少。
買い負けも増加し続けるのではないでしょうか。
けれど、養殖でない天然魚を、地元では求められている、
食の均一に慣れきったわたしたち。
マグロがなかったらやだ~っ
と思う場合、高くてもちゃんと定期的に買いましょう。
また、
水揚げされなかったら食べられないのだ、という
sかなは、均一ではないものだ、
という認識も持つことも大切。
そして
すべての魚(本まぐろだけが大切な魚ではないので)の恩恵の国であることももっと
認識したいもの。
そのほうが、海外での日本食レストランの価値も上がると思います。
って、また小倉の文章は違う方向へ
日本の魚貝と扱う飲食店や旅館も、消費者とともに、メニューの提案方法も変えて
いかないと、と。今こそ。