プロフィール

小倉 朋子

フードプロデューサー。
朝から晩まで「食」。 事業提案、メニュー企画、 食育、健康ほか伝統から 最新まで多角的に食を提案。 食文化と食事作法主体の食 の総合教室「食輝塾」主宰。

著書、執筆多数
ホームページはこちら
   http://totalfood.jp/

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メニュー開発&魚事情

多店舗展開する某飲食チェーン店の、新メニューの開発やコンサルティング、
宿泊施設のメニューのテコ入れや、カフェチェーンなど、ご協力させていただいています。


老舗和食の次の日は、カフェやデリ、FRチェーン…と、同時進行すると

業態が違うので、よく「混乱しません?」
と聞かれますが、
ゼンゼン!

ほかのことはごっちゃになることもあるダメ子ですが、
食のことはしっかり仕訳ができるんですよね、

不思議。


で、本日は魚の話。


旅館業のメニューで、某有大型名旅館さまは、海に近いこともあり、
お客様はおいしいお魚が食べられると期待しています。

しかし、現状として、魚介類が大型旅館に対応できるだけの毎日の捕獲は困難

そこをどう乗り切るのか、
お客様の満足度を高めるのか、といったことも私のオシゴト。


主宰する食輝塾のセカンド授業(食輝塾では、
テーブルマナーや食文化とともに、トレンドや栄養ほか、旬の食の広域の話をしています)で、

以前、

まぐろが捕れないと本当に日本は困るのか、

というタイトルでお話しました。


現代の消費者(お客様)は、国産を求む!
といいながらも、安価な輸入を購入していますから、
国産の魚消費は減少。


買い負けも増加し続けるのではないでしょうか。


けれど、養殖でない天然魚を、地元では求められている、

食の均一に慣れきったわたしたち。
マグロがなかったらやだ~っ


と思う場合、高くてもちゃんと定期的に買いましょう。

また、
水揚げされなかったら食べられないのだ、という
sかなは、均一ではないものだ、
という認識も持つことも大切。


そして

すべての魚(本まぐろだけが大切な魚ではないので)の恩恵の国であることももっと
認識したいもの。

そのほうが、海外での日本食レストランの価値も上がると思います。

って、また小倉の文章は違う方向へface_embarrassed

日本の魚貝と扱う飲食店や旅館も、消費者とともに、メニューの提案方法も変えて
いかないと、と。今こそ。